本日の試飲会の御報告です。いろいろとお話が聞けました。
白
・ファルネーゼ シャルドネ 2004 \1,100
・ヴェゼーヴォ サンニオファランギーナ 2004 ¥1,700
・ノランテ ビブロス 2003 ¥2,800
赤
・ノランテ サンジョベーゼ 2003 ¥1,500
・リエチーネ キャンティクラシコ 2002 ¥2,500
・ファルネーゼ オピスモンテプルチアーノダブルッツォ 2000 ¥3,500
というラインナップでした。
白ワインで好評だったのは、ヴェゼーヴォではっきりとした香りと味わいが良かったのだと思います。この品質でこの価格はお買い得感いっぱいです。またノランテのビブロスは、樽熟から来るヴァニラ系の香りととろみが好き嫌いを分ける結果となってしまいました。温度に敏感なワインです。ピンポイントで飲むと素晴らしいです。ファルネーゼのシャルドネは、この価格帯なら十分お買い得な質と味わいを持っています。
赤ワインは、お客様の好みが分かれました。私の感想を書きます。ノランテ サンジョベーゼは、フルーツ感を程よく出しながらも酸が全体を引き締めている印象でちょっと軽めに飲めます。リエチーネは、サンジョベーゼの特徴を上手く引き出した味わいに仕上がっていて、樽熟を意識した味とはちょっと距離を置いた味わいが好感が持てます。あと2年位してから飲みたいかな。ファルネーゼのオピスは、この価格では、非常にお買い得な味わいです。しっかりとしたボディと旨みがあります。柔らか味のある丸さも出てきていて飲んでおいしいと感じますが、後口や酸やタンニンの状態からするとあと5年位後に飲んで見たいと思わせる味を持っています。有名な土地のワインではないけれど、すごく良いです。
ぜひ一度お試しを。
2006年04月09日
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