2006年08月24日

和紙つくり

2日間休みを頂きました。リフレッシュには程遠い休みでしたが、子供たちは喜んだようです。

昨日は、二本松の和紙を作っている方とお話しをする機会に恵まれました。時間があまり取れず短い時間でしたが、いろいろと教えて頂きました。

楮の木も初めて見ましたが、想像していたよりも細く感じました。多くの手作業によってこの木から紙が出来てくるなんてすごいなと。昔の人の知恵と発想にはただただ脱帽ですね。でもこの伝統と技術が、危機に陥っているそうです。

いわゆる後継者がほとんどいないそうなんです。経済的にも非常に割の合わない仕事だそうで、それに加えて和紙作りは、品質の面から冬場だけの仕事なんだそうです。それも大量に安く出来る洋紙との比較になるのでつらいですよね。日本人は、その辺の事ももっと酌みとって消費行動を起こさないと、なくなった時はもうすでにとき遅し、という事になりかねないですね。

先日は、テレビで昔ながらの作り方の塩のことをやっていましたが、やっぱり同じような内容でした。店で取り扱っている品(日本酒を含めて)を考えるとこの事が非常に大きな問題になってきています。誰しも楽したいですもんね。つらい仕事なんて。
posted by masa110 at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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