今日は、ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日でした。今年はどうなの?という疑問は毎年感じる方が多いのではないでしょうか。だってマスコミをはじめとして流れてくる情報は、いいことしかないですから。
このブログをはじめからずーと読んで頂いていらっしゃる方は、この辺のこともよーく解っていただけるのではないかと思います。で今年の味わいですが、ワインを醸すうえでは、なかなか気難しい葡萄だったのではないかと感じましたがどうでしょうか。
予約でなくなってしまったので味を見れたのは2種類でしたがどちらも同じように感じました。香りは非常にスマートで果実感がありましたが、味わいは幅が足りない感じでした。
少し前に書いた「生り物」の話と同じようにその年によって違いが出るほうが自然なのだと思っていただきたいと思います。それを踏まえたうえでお買い上げいただき理解していただきたいと思います。
良心的な生産者は、皆良いものを提供したいと思っていますが、どうしようもないことも出てきてしまいます。それが手造りであり自然なのではないでしょうか。
2007年11月15日
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