2007年12月14日

クルティエセレクションについて

前からブログで書いていたクルティエセレクションについて書きます。このシリーズは、ブルゴーニュで活躍している有力クルティエ数人とタイアップし、彼らが見つけてくるコストパフォーマンスの高いワインをラベルを貼らないビンで買い付け、共通ラベルをはって発売するものです。

クルティエとは、今回私も初めて知ったのですが、ワイン産地で活躍する仲買業者の事でほとんどが一匹狼の仕事師で、非常に厳しい世界との事なのだそうです。今回のこのシリーズは、輸入元が4人のクルティエと手を組み、ラベル貼りやチェックなどをルー・デュモン(仲田さん)に協力して頂いて日本に紹介するワインです。

このシリーズは、生産者の名前は非公開です。生産者名を出さない事が買い付けの条件になっているとの事。日本流で言えば「武士の情け」といったところでしょうか。もちろんラベルには、AOC法に基づいた表示はなされていますから生産地やヴィンテージなどはわかります。

今回は全部で6種類入荷しました。今日はその中から2本をご紹介いたします。
・サヴィニ・レ・ボーヌ・ルージュ2001 ¥2,700
 繊細で複雑さも十分持っていますが、更なる熟成も期待できる味わいです。ブルゴーニュらしさも十分感じられクイクイと入っていきます。

・ヴォルネイ1996 ¥4,400
 11年経っているとは信じられないような味を持っています。まだ閉じたような味わいにビックリしましたが、でも美味しい。さらに最低5年位は持つようなというかさらに良くなるようなポテンシャルを持っています。この辺のヴィンテージは、こんなワインが多くあったように感じます。
posted by masa110 at 19:39| Comment(2) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
よだれが出てきそうな話で・・・ 昨日紹介されたチーズと飲むと美味しいんでしょうね(よ、よだれが(笑) えーと、ベォル?? あ、ヴォルネイ1996 でしたか いとう酒店さんでは買えるんですか?
来週はクリスマスですからね
Posted by 杜の都のえーちゃん at 2007年12月15日 07:13
杜の都のえーちゃんさん こんばんは
いつも読んで頂きありがとうございます。

昨日書きました「ヴォルネイ1996」は、本日売り切れました。もともと入荷数も少なくしかしなかったためもあり完売いたしました。書いといてすぐにとお叱りを受けそうです。ごめんなさい。

クリスマスといえば泡物ですが、こちらもいろいろと入荷してきました。
またよろしくお願いいたします。
Posted by 酒のいとう at 2007年12月15日 19:24
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