当然ながら赤ワインを飲めばいいんじゃないの?というご意見はあるのでしょうが、暑い日に赤ワインはちょっと暑苦しい時の選び方です。ライトボディ(軽い)の赤ワインを選んで冷やして飲まれるのもよいと思いますが、やっぱり赤は赤です。
軽いワインの代表的なものが皆さんも良くご存知のACボージョレ(ボージョレでも村名の物や一部の品はフルボディの物もありますが)などです。ヌーヴォーの時の味わいにもうちょっと深みと幅を加えた程度と思っていただいてもよろしいかと思います。
そこでもうちょっとさっぱりといきたい時にお勧めなのがロゼワインなんです。店頭でお客様とお話をしていると多くの方がロゼワインについて誤解または間違った思い込みをされている方が多くいらっしゃいます。
なぜ誤解や間違った思い込みをされている方が多いかというと日本で初めに紹介されたロゼワインが色合いの関係から甘口の物やあまり程度のよろしくないものが多かったことに起因します。こんなの事書いている私でさえ以前はそう思っていました。
しかし、製法からしてそれはあり得ないことです。色合いからもわかるように白と赤の中間ですね。ブドウの皮の色合いを出しながら白ワインと同じようにジュースの状態で醗酵させる、または赤ワインと同じように皮ごと醗酵させるが皮はほんとに早く取り除いてしまうのです。
このことからわかるように赤のタンニン分を感じながらも白ワインの飲みやすさを感じさせてくれるのがロゼワインなのです。もちろん甘口に振った品も多く流通していますからよく確認してからお買い上げ下さい。
ちなみに外国産でロゼの甘口の代表的な銘柄は、アンジュ・ロゼというフランスロワール地方のワインです。
当店で現時入荷中のお勧めロゼワンは、すべて辛口になります。詳しくは別のブログで近いうちにご紹介いたします。
ロゼワインの他に夏にお勧めなのが、なんと言ってもシャンパン、スパークリングワインですね。こちらもいろいろと入荷していますので後日こちらのブログでご紹介したいと思います。よろしくお願いいたします。