ここ数年日本酒で漬け込んだ梅酒を多く見かけるようになったと思います。以前は梅酒といえば焼酎で漬けた品がほとんどで店頭ではお目にかかれなかったと思います。
それではここ数年前頃から見かけるようになったのかと言うとこれだけが理由ではないというお断りを入れた上で平成18年の酒税法の改正が大きくかかわっていると思います。
酒造りの免許は、アルコール全てを製造できるかというと出来なく、例えば日本酒のメーカーが焼酎を出すにはその製造免許が必要になります。
だから梅と日本酒があるからすぐに出せるものではないんですね。瓶を見ていただければわかるように梅酒はリキュールという表示になっています。
平成18年の改正でそれまで清酒と表示できた一部の品がリキュールの表記でしか出せなくなりました。それでいろいろな日本酒のメーカーがリキュールの製造免許を取得し、今の状況になっていると思われます。
それにしてもひょうたんから駒ではないですが、新しい味わいが増え、選択肢が増えたことはうれしいことですね。
2009年09月29日
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GOLFコンペがあって、いわきに帰ってきてました(^^;
日本酒で仕込んだ梅酒ですか・・・ そ、そういえば!
宮城県の大崎市鳴子温泉組合でも「伯楽星」という日本酒を製造しているメーカーさんと共同で「おかみの梅酒」というものを仕込んで、加盟している鳴子温泉の旅館・ホテルで10月??から宿泊のお客様に提供するということでテレビ・新聞などのメディアで、ちょっち話題になっていましたっけ。
そこでしか飲めない!!
この科白に弱いんですよ私、
いとう酒店でしか買えないとかね ^^
日本酒メーカーが梅酒に乗り出してきた背景には店長のお話のような事情があったんですね m(--)m
いとう酒店さんで扱っている、また今後扱う予定の梅酒なんかも機会があったらお知らせください。
ちなみに、わたしは熊本の某メーカーさんの「文蔵さんの梅酒」が好きで仙台の行きつけの小料理屋さんにボトルキープしてます。
米焼酎に漬けた梅酒ですけどネ(笑)
お世話になっております。コメントありがとうございました。
ラウンドするにはちょうど良い気候になってきましたね。
小さな蔵でもいろいろと試行錯誤しているのですね。日本酒の需要が極端に少なくなっているからしょうがない部分もあると思いますが、もうちょっとどっしりとしていて欲しいような気持ちもあります。
これから梅酒だけじゃなくて日本酒をベースにした飲み物は、いろいろと出てくると思います。ゆず酒とかレモン酒とか果実を使ったものや花などをつかったものなども出てくるのではないでしょうか。
でもどうなんでしょう。日本酒のメーカーサイドから見れば新しい味かもしれませんが、世の中には似たような味わいがたくさんあるのでわざわざ という気もしたりします。
今年は梅が不作だったようで、各メーカーとも梅の手当てが大変だったようです。果実類のなりものは天候に左右されるので大変ですね。とそう言えば日本酒の原料も農産物で天候に左右されるのでした。
それでは失礼します。
酒のいとう 伊藤正保