子供が高校に通い始めると今までとはまた違う忙しさ?を感じる今日この頃です。それにしても今朝のみぞれ交じりの雨にはまいりました。場所によっては雪になっていたようです。この気候には参りましたね。
さて今日もワインの話を一つ。今回は、とってもリーズナブルなワイン一つであるチリの アンクラ カベルネソーヴィニヨン という赤ワインをご紹介します。このワイン、価格は840円(税込)ですが、これで十分かなと思わせるよさがあります。
もちろん価格が価格なので欲を言ったらキリがありませんが、上手に造ってあります。渋みを程よく感じ、フルーティ過ぎないワインです。まだ若いのでやや荒さを強く感じますのでまろやかさが好きな方は、デキャンタをするか、2日位後で飲まれると良いかもです。ヴィンテージは2008になります。
先日ある新聞に「安いワインをたくさん飲んで味の基準を作らないと、熟成した高価なワインの良さや違いがわかりません」というコメントが載っていましたが、それを読んでがっくりと来てしまいました。
ほんとにそうでしょうか。私の経験上 値段だけで選んだら本来の良いワインの指標は築かれないと思います。価格ではない自分にとってリーズナブルで自分にあったワインに出会うためには、良い状態の良いワインに多く接しないとだめだと思います。
これはワインだけでなく、食、芸術をはじめいろいろな物、事などにも言えることなのではないでしょうか。そして意識して飲んだり、食べたり、見たりしなくては自分の価値基準は築かれないのかなとも思います。
2010年04月17日
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