2011年01月15日

個々人の感性(11/01/15)

雪が降ってきました。このまま降ったら積もってしまい明日は大混乱になってしまいそうですが、運良く?明日は日曜日なのでそうにはならないと思います。この辺は東北ですがほとんど雪が降らない土地(東京よりも降らないかもです)なのです。

買い込んだCDで消化しきれず聞いていないのが多くたまってしまいました。だったら買わなければ良いのにと言われていますが、これが何とも・・・・・・昨夜は、やっと五嶋みどりのバッハを聞きました。夜中の2時頃という時間帯ともあいまって 消えそうで消えない深遠の世界でした。

アンプの下に薄い金属のボードを引いたらかなり音が良くなりまして今まで聞いたCDを聞きかえすとかなり印象が違って聞こえたりもします。再現される芸術はある意味難しいですね。特に音楽のような無形のものは難しいです。

レコードやCDを嫌う芸術家がいるのも解るような気がします。でも個々人がみな感性が違うのだから仮に生の演奏会でも受けての感覚は違っていると思います。だからいろいろな環境で再現される音をさまざまな感性で聞くこと自体はなんら問題ないことだと思います。

最近何人かのお客様からワインのことを問われました。私がお勧めしているワインは今までのワインと違うというものでした。私が選んでくるワインはしっかりした造りのワインが多いからだと思います。よく言えばへこたれないワイン。悪く言えば熟成に時間がかかりすぎるワイン。とでもいえましょう。

でも造りの良し悪しや素質を目利き?してお客様へお伝えし、よりリーズナブルでより良いものをお勧めすることも私の仕事の重要なことだと思います。だから名前のわからないあるいは有名でないものをお勧めすることが多いかもしれません。

でも私や私の妻が実際に判断してお勧めすることが多くなります。しかしながら食べ物は嗜好品であり、特にお酒は嗜好品の要素が多くなっていますので美味しいかどうかは個々人によって違ってきてしまいます。先に書いた芸術の捉え方とある意味同じかもしれません。

posted by masa110 at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 酒類全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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