今年は、どのようなお酒になっているかなと期待と不安とが入り混じった中で味を見させていただきました。
香りは例年と同じように新鮮さを湛えながら飲み手に美味さを期待させるものがあります。磐城壽にしては(失礼)柔らかい味わいが広がります。オリの旨みとお酒本来の旨みが良い具合に絡まりあって喉に収まっていきます。
まだ後口に新酒の渋み、苦味が程よい状態で感じますが、心地よいです。好みによってはもう少し熟成を待ってからの方がよりよく感じる方もいらっしゃると思います。
このお酒はオリが絡んだ状態での出荷になりますから、オリが沈殿した状態とオリが絡んだ状態での違いも楽しんで下さい。とってもお勧めの1本ですが、酒蔵の出荷本数は600本なのでご入用の方はお早めにお願い致します。
価格は1.8L 2,572円になります。1.8Lのみの発売です。