2014年04月05日

2014年2月訪問記H

木野本さんのに到着と同時に家から電話、まったくタイミングが良いというか悪いというか・・・ご挨拶もほどほどにご自宅でお茶をいただきながら雑談をしていると恵造さんのお母さんと奥さんと息子さんが遅れて合流。

ご自宅の前は吉田港という湾になっています。そして裏山にあたるところがみかんの木が植わっている山という情景です。この辺の方のお仕事は漁師であったり、農家であったりということのようです。この地形がもたらすことなのでしょうね。
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話もそこそこにミカン畑?山?に連れて行ってもらうことに。段々畑などというのどかな感じではなく、角度の感覚でいうと蔵王へスキーに行った方ならわかると思いますが横倉のカベ位の感覚の急斜面にミカンの木が植わっています。
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車での移動ですがらせん状に道路になっていますが道幅はタイヤ分位しかなく助手席に乗っていると体が宙に浮いている感じです。そこを上って行くのですがさすがに慣れというのはすごいもので恵造さんは何気に運転です。
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湾からの反射している太陽の恵みがあわさってよりよい環境ができている、なおかつご家族一丸となった情熱を持った取り組みでより良い果物が出来上がるのを実感しました。

私は近年果物でも野菜でも糖度のことばかり取り上げて、より甘いほうが良いものだという感覚が蔓延していることに違和感を感じていました。もちろん糖度も重要だとは思いますが、ほかの要素も重要だと思うんです。特に酸とのバランスが重要だと感じていました。以前、木野本さんとお話しした時に木野本さんも同様なことをおっしゃっていました。

木野本さんの果実は、その言葉通り酸もしっかりしています。酸がしっかりした果実が適度に熟すると非常に味わいの深さ、複雑さが出てきます。糖度が高くても酸がいまいちなものは味が単調のようです。面白いですね。やはりバランスが重要なのでしょうね。

よく木になっている状態で熟成させたものは良いといわれますが、これもかなり難しいそうで、木にその状態まで置いておくと木自体にかなりストレスをかけることになるのだそうです。それがはたして良いのかどうか私にはわかりませんが、毎回そのようにストレスをかけて収穫するのが良いのでしょうかね。木野本さんはやはりそこまでは置きたくないとのこと。私もそう思います。
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・レモンです。レモンは木にストレスが多くかかるとトゲが半端ないくらい出るそうです。人と同じ?ですね。

恵造さんご家族と昼食をとりながら青果の販売のご相談をさせていただき、今回、ぽんかん・でこぽん・せとか・河内晩柑・レモンと販売をさせていただいた次第です。年末にはみかんの青果の販売を予定していますのでお楽しみに。

ぽんかん・でこぽん・せとか・河内晩柑・レモンの100%ストレートジュースが入荷しております。こちらもどうぞよろしくお願いいたします。
ラベル:食品
posted by masa110 at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 訪問記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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