今年は暑さもひときわになってきました。まだこの地では夜に涼しくなるので助かりますが、都会は大変かなと思います。以前もちょこちょこと書かせていただいていますが、現在日本酒業界がおかしいです。文章で書ききるのは難しいですが、なんでもありの世界になっています。完全に私の私見ですが、このままいくと日本酒自体がそっぽをむかれてしまうのではないかと 思ってしまっています。
前にも書かせていただきましたが、良い商品は長持ちする。たとえ生鮮食料品でも良いものは良い状態が長く続くと思いますし、車や電化製品、衣類などの工業製品であってもしかりだと思います。目を転じて日本酒はどうかと考えると???です。
日本酒は他の酒類に比べて造る際の技術がかなり多く、高度だと思います。それ故にその技術がかなり怪しくなると日本酒の品質レベルが落ちてきてしまいます。それもその技術は個々の酒蔵によって微妙に違っていなくてはなりません。それを画一的にやったら味が金太郎あめみたいになってしまいます。
それならばいっそのこと手造りなどではなく、機械化をして価格を下げた方がよっぽど良いなどと思ってしまいます。時代によって味の流行りがあるのは当然ですが、土台がガタガタになると戻りたくても戻れなくなってしまうと思います。
などと言っていると私の舌と店がガラパゴス状態になってしまうかも・・・と一抹の不安を抱えながら毎日過ごしております。それではまた。
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