2019年08月25日
磐城壽 純米吟醸ランドマーク
磐城壽 純米吟醸ランドマーク '18BY
このお酒は、震災後平成26年から試験栽培されてきた実証田にて作られたお米(こしひかり)を精米歩合55%にて使用、仕込水も浪江町小野田地区で取水した水を使用、酵母は自社酵母D-10株を使っています。オール浪江のお酒です。酒名は、最初の一歩の礎との意味合いから命名されています。一般発売は今年で2回目になります。
今年は、浪江で造っていた時の味わいを研ぎ澄ましたお酒になっています。今も浪江で造っていたらこのようなお酒になっていたのではないかと感じました。
お問い合わせ誠にありがとうございます。
お返事遅くなり申し訳ございません。
飲み頃をどのように捉えるかによっても違いが出てきますが、
お酒が持つ品質の熟成度合の観点からでのお答えは
7月に入荷した時点での試飲の私の感想は、最低でも夏を越さないとなあ、出来れば11月以降かなというものでした。
かといって今飲んで美味しくないか というとまた違います。
美味しい美味しくないという個人の感じ方と、そのお酒が持つ熟成に伴う品質のピークには、おのずとズレが生じます。
それが熟成して味が変化する食べ物の楽しさであり、難しさ(売り手から見た場合)でもあります。
私は、お酒の変化を確認するため、試飲チェックをほぼ毎日行っています。当店の低温貯蔵庫での保管が前提ですが、7月に開栓した「ランドマーク」を最近試飲した私の印象では、約2ヶ月経った現時点で味わいはやや崩れかかっていますが、破綻はしていません。まだ味の変化を楽しめて飲める、と感じました。
どうぞご参考まで。